ゆるlife blog

生きづらいと感じる人をゆるい感じで応援するブログ

怠けの意味

 私はいわゆる「怠け」という現象に意味を見出している。

ここで言う怠けは、簡単にいうと何もしないことである。嫌なことから目を背けるために他のことに逃げる意味では使わない。

何もしないと言ったけれども、呼吸など生命維持に関わる最低限のことは自然に任せて、それ以外は思考を空っぽにし、体もなるべきじっとしておくぐらいの意味である。

 このような怠けは混沌とした社会情勢(環境や価値観が多様化し、入り乱れる状況)では必要なことだと思っている。うまく怠けながら、自分の活動にあった環境・価値観がある程度具体化(出現・発見)するまで過ごし、動くべき時と判断できたら動き始める。

 もちろん、いろいろトライしてみてその中で自分に合った道を探せる人はそれでいいと思うけれども、それが出来ないときは敢えて動かないことも必要だろうと思う。

自分の感情をごまかさず、次の活動に備えるためのアイドリング状態、そのような怠けであれば多いに存在意義があると思える。

大事なのは、周りからのプレッシャーなどで受動的に動かない、やらされ感を感じながら行動をしない、自発的に無理なくできることに絞ってゆっくりでもいいからやっていくことだ。プレッシャーややらされ感を感じながら何かに逃げるのは、自発的行動とは言えない。